MRI検査とCT検査の違い|どっちを受けるの?不安が減るやさしい解説

医療情報(診療放射線技師)

MRI検査とCT検査、何が違うの?

病院で検査を受けるとき、
「CTです」「MRIです」と言われて、
違いがよく分からないまま不安を感じたことはありませんか?

実はこの2つ、
目的も仕組みも得意分野もまったく違う検査です。

この記事では、
患者さんやご家族向けに
MRI検査とCT検査の違いをやさしく解説します。


CT検査とは?

CT検査は、**X線(放射線)**を使って体の中を輪切りの画像として写す検査です。

CT検査の特徴

  • 検査時間が短い(数分程度)
  • 救急や緊急時に強い
  • 骨・肺・出血の確認が得意
  • 造影剤を使うことで血管や臓器がより詳しく分かる

特に
脳出血・肺炎・骨折・がんの評価などで
力を発揮する検査です。


MRI検査とは?

MRI検査は、強い磁石と電波を使って体の中を写す検査です。
放射線は使いません。

MRI検査の特徴

  • 検査時間はやや長め(20〜40分程度)
  • 音が大きい
  • 脳・神経・筋肉・関節が得意
  • 微細な変化をとらえるのが上手

特に
脳梗塞の早期発見、脊椎・関節、腫瘍の性質評価などで活躍します。


一目で分かる!CTとMRIの違い

項目CT検査MRI検査
使用するもの放射線磁石・電波
検査時間短い長め
静か大きい
得意分野骨・肺・出血脳・神経・筋肉
緊急性高い低め (脳梗塞など緊急もある)

どっちが良い検査なの?

これはよくある質問ですが、
「どちらが良い・悪い」ではありません。

👉 調べたい病気に合わせて使い分ける
これが正解です。

医師は

  • 症状
  • 緊急性
  • 患者さんの状態

を総合的に判断して、
最も必要な検査を選んでいます。


検査が不安な方へ

CTやMRIは、
今では安全性が高く、日常的に行われている検査です。

分からないことや不安があれば、
遠慮せず医師や放射線技師に聞いてください。

「知ること」だけでも、
検査への不安はぐっと軽くなります。


まとめ

  • CTとMRIは目的が違う検査
  • 病気に合わせて最適な検査が選ばれている
  • 不安なことは聞いてOK

次の記事では、
👉 「CT検査ってどんな検査?」
をさらに詳しく解説していきます。

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